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NHKラジオ・朝の随想より

第7回「森のようちえん」(2014年5月放送)

 子ども達の好奇心に満ち溢れた眼差しの先には、日本の明るい未来が透けて見えるような気がします。
 秋葉区には、今年4年目を迎える「森のようちえん」があります。一般的な幼稚園と違い、見上げれば大きな空が見え、寝転べば大地が子ども達を包み込んでくれます。子ども達は、朝登園すると毎日森の中を歩き、見たり、聴いたり、触ったり、匂いをかいだり、味わったり、五感を使って自然を体験しています。そこには、大人の考える安心、安全、快適さは無いかもしれません。さらに、不便で危険や恐怖に出会うことは、あるかもしれません。でも、私たち人間だって自然の中の一部です。自然の中で好奇心が生まれ、創造力が育まれていきます。木の実、枝、草花、石ころ、昆虫など大人になると見落としがちのものも、大切な教材です。自然の中にあるものに興味を持ち、季節とともに変化する森の空気を肌で感じながら毎日を過ごしています。晴れた日も、雨の日も、真冬の雪の中でさえ、子ども達のキラキラした目は何かを見つめ輝いています。
 また、子ども達の遊びを見ていると無駄がありません。遊びの中でルールを知り、友達と楽しく過ごす術を学びます。
 例えば、子ども達が大好きな「かくれんぼ」、これは鬼に見つからないように、どこに隠れようかと考える力、見つからないように動かない我慢する力なども養われます。
一見大人にしてみれば、ただの「かくれんぼ」かも知れませんが、子ども達にとっては、遊びが教育になっているのです。
 多様な自然環境の中で活動することによって、身体へ直接刺激が与えられ、歩く、走る、登る、飛び降りる、ぶら下がるなど多様な身のこなしが充実します。身体を思いっきり使うと、よく食べて、よく寝るようになります。生活のリズムも整い、卒園する頃になると見違えるように成長します。そして、自然の中で育った子ども達は、自然を愛し、地域を愛し、新潟を愛する人になってくれることと思っています。
 皆さんの近くにも森や里山があると思います。思い切って出かけてみませんか。きっと新しい発見があると思います。

 

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