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NHKラジオ・朝の随想より

第17回「健体康心」(2014年7月放送)

 明日は二十四節季でいうところの大暑、一年で一番暑い時期とも言われています。水分ばかり摂って夏バテをおこしたりする時期でもありますが、私の健康法はズバリ農作業です。緑の中で生き物に囲まれ汗を流す、四季折々の自然に触れ心も身体も癒されています…。と言いたいところですが、実際は、春の田植の時期は冬の間になまった体に辛い強風が吹いて、手と唇が荒れ、夏場はもう、倒れるのではないかと思うほどの暑さの中、草刈りをして、秋になれば埃の中で稲刈り…鼻の穴なんか真っ黒になっちゃいます。そして冬は、雪の中で果樹の剪定作業。体がなまる暇がないので、最近は風邪もひかなくなったように思います。
 皆さんの健康法は何かありますか。そうそう、普段何気なく使っている「健康」という言葉、もともとは「すこやかな体」と「やすらかな心」の健体康心を略して「健康」と言っているそうです。
 では、どうやったら健康な生活を送れるのか、これは私たちが生きていく上での最大の関心事だと言っても過言ではないと思います。私が考えるに、まず、「すこやかな体」に必要なのは、早寝早起きと地元でとれた旬の食材を腹八分目に食べること、それと適度な運動、まあ、これで大丈夫なのではないでしょうか。しかも、これらをすべて満たせる活動があります。そう、農作業です。すこやかな体をつくるために農作業、イイですよ。
 つぎに、「やすらかな心」のほうはどうでしょう。それには、人間が一番嬉しい時、安らぐ時はどんな時か考えてみる必要があります。大抵の人は、自分のした事が誰かに喜んでもらえた時や笑顔で感謝された時ではないでしょうか。
 お金のためではなく、誰かの笑顔のために体を動かす。これが「やすらかな心」の近道のように思っています。特別な行動をしなくても周りの人に笑顔で微笑むだけで「やすらかな心」が増えていきます。赤ちゃんや子どもの笑顔は、裏がなく本当に純粋です。そんな純粋な笑顔をもらうと、誰でも「やすらかな心」になるのではないでしょうか。
 もうすぐ夏休みです。私が住んでいる地域では、小学校が夏休みに入ると、毎朝広場でラジオ体操をやっています。そもそも、夏休みに入って乱れがちな子ども達の生活のリズムを正す目的で始まったように聞いていますが、誰でも参加できると思います。まずは、早起きして地域のラジオ体操に参加してみませんか。心地よい疲労感だけでなく、きっと子ども達のキラキラした笑顔に出会うことができ、健体康心を得られると思います。

 

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