大晦日に考えた。

早いもので、もう大晦日…。
「晦日」って本当は「三十日」って書くらしいんだけど、要は月の最後の日ってことらしい。そこに「大」をつけて、1年の最後の日という意味になっているらしい。

痛切に感じるのは、何にもしなくても時間は同じだけ流れるけど、せっかく日本みたいに恵まれた環境に生まれたんだから、何か他人のためになることをしたい。自分の子ども達に対してもそうだし、地域の子ども達にしてもそう。

都会のサラリーマンじゃなくて、田舎を選んだんだから、田舎がいかに豊かで楽しいかということを実践したいし、周囲の人にも発信していきたい。

「天空の城ラピュタ」の中でこんなセリフがあります。

土に根を下ろし、風と共に生きよう。
種と共に冬を越し、鳥と共に春を歌おう。

人間は本来、自然の中の一動物をして、もっと自然に寄り添って生きていくべきなのに、アメリカ追従の経済政策をおしすすめた結果、物質的には豊かなのに、心の底から豊かだと実感できない…。
拝金主義が極まって、モラルを失っていく企業。環境保護団体の活動も本来の目的から外れているような気がしてならない。

一農業家として何が出来るのか。
ほんの少しずつですが、チャレンジの1年です。
ただ、自分自身が時間だけに追われないようにしないとな。

まだまだイロイロ考えますが、除夜の鐘でも聞きながら、1年を振り返ってみますか。
それでは、良いお年を。