今日は、二十四節気でいうところの、「小満」いろいろなものが次第に成長して、夏の空気が満ち始める頃…。という季節だそうだ。
確かに、木々のつややかな緑は濃さを増してきている。
我が家の田んぼは、先日田植えを終えたばかりだ。もう少し水を張りたいところですが、24日に「akiha森のようちえん」の園児さん達が田植えにやってくるので、それまでは、「ひたひた水」で我慢してもらっています。
一方、ゴールデンウィークに植えた田んぼは、まさに「小満」。根を張り、葉を伸ばし、緑色を濃くしてきている。
庭のシャクナゲも満開だ。
農家は、なんだかんだ言って、自然に寄り添い、季節の移り変わりに一喜一憂し暮らしている。
震災の前まで話題に上がっていた「TPP」というキーワード。震災で棚上げになった形ですが、水面下では11月のAPECに向けて交渉が進行しているという。
何でも「お金」や「数字」でしか価値を計れない人達に、もう一度、人間が生きていく上で大切なものって何だろうか?と、自然の中に身を投じ、鳥のさえずりを聞きながら、ぼんやり考えて欲しい。自然に満ち溢れる小満の気に触れて何かを感じられると思うのですが…。