錬金術師

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錬金術師・・・。直訳するとアルケミスト。広い意味で言えば、どうってことの無いモノから価値あるものを生み出すこと…。
我が家で育てている「たかね錦」から「嵩村桂」という素晴らしい日本酒ができます。米、水…に人の手が加わり酒になる。私から見れば錬金術のごときその業もまた、全て目に見えない生き物との連携作業なのだと思うと、生命は奥深いですね。19日に今シーズンの1本目を仕込みます。

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こちらの面々も錬金術師です。向かって私の左側の方が、鎚起銅器職人の大橋保康さん、何の変哲もない銅板に命を吹き込みます。右側の方は、草木染め職人の星名康弘さん、植物から素敵な色を抽出してくれます。そして、三方舎の今井正人さん、作り手と売り手、そしてそれを使うお客様。その三方が全て良いという商売を旨とされています。私もそのおかげで、いろんな方と出会い、刺激を受けさせて頂いています。

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最後に…パウリョ・コエーリョの「アルケミスト」
出会わなければいけない人、本などは、出会うものですね。
本当にそう思いました。おススメです。

この本は、羊飼いの少年が夢を見て夢を抱き、その夢に生きる物語です。

心に耳を傾けるのだ。
おまえの心があるところが、おまえが宝物を見つける場所だからだ



夢の実現を不可能にするものが、たった1つだけある。
それは失敗するのではないかという恐れだ