遺伝子工学はどこまで行くのか。

今朝の日経新聞19面の記事を読んで考えさせられました。
記事によると、人工酵素を作り、植物の葉に遺伝子組み換えする…。すると、その植物は葉でプラスチック原料となるポリ乳酸を作り出すという…。さらにづつく。遺伝子組み換えにとどまらず、本来4つの塩基配列からなるDNAに人工塩基2つを継ぎ足すことに成功したという。これにより、地球外の生物や物質を作ることに成功したという。合成生物学?というらしいです。

 

このニュースをどう見るかは人それぞれだと思いますが、こんな事をしていると、現代文明も自らの手によって滅びるんじゃないかとさえ思えてきました。
限りある地球という惑星の上で生かされている生き物なのに…
地球では考えられない生物を作り出すってどうなんでしょうか。思い上がりすぎかと思ってしまいます。所詮、ヒトは自然の恩恵によってしか生きられない生き物なのですから。

米、大豆、味噌、醤油…こんなベーシックな食品ではダメなんでしょうか。私は、日本古来の食文化を大切にしながら生きていきたいと思います。
~写真は、米糀に塩と水だけで作れる塩こうじ~